本屋大賞1位 宮下奈都さん「羊と鋼の森」を読みました。
おはようございます。
少し更新が空いてしまいました^^;
職場の事務所が引越しをして私生活までなんだかバタバタとしてしまっています。
仕事で何があっても家の事は普段通りにやれるようになりたいです(泣)
話変わって、そんなバタバタした中でも本を1冊読み終えました。
最近は通勤のバスや電車では携帯を見ないように気をつけてます。
みーんな携帯見てますよね。なんかこれでいいのかなって思ってしまう自分がいます。
読んだのは2016年本屋大賞1位の「羊と鋼の森」です。
久々にハードカバーで小説を買いました。
旦那さんと共に本を読むのが好きです。中でも本屋大賞は毎年注目していて、私たちの中では芥川賞や直木賞よりもよく読んでいます。
2014年本屋大賞2位の「昨日のカレー、明日のパン」はすごく面白かったです~
ドラマ化もしましたよね。
「羊と鋼の森」はピアノの調律師さんのお話です。
タイトルからはどんな話なのか想像がつかないまま読み始めましたが、とっても良かったです。
人生を進めていく過程が調律師として成長していく過程と重なるようで、心に留まる言葉が多くありました。
とても心に響いた文章があって、それはすぐに手帳に書き写しました。
その一節を紹介します。
「だから徒歩で行くしかない。ひと足でそこへ行ってはだめなのだ。直せないから。
一歩ずつ、一足ずつ、確かめながら近づいていく。
その道のりを大事に進むから、足跡が残る。
いつか迷って戻ったときに、足跡が目印になる。
どこまで遡ればいいのか、どこで間違えたのか、見当がつく。修正も効く。
誰かのリクエストを入れて直すことだってできるんじゃないか。
たくさん苦労して、どこでどう間違ったが全部自分の耳で身体で記憶して、それでも目指す方へ向かっていくから、人の希望を聞き、叶えることができるのだと思う。」
目指す物があるとどうしても辿り着くまでに焦ったり、自分の力量にうんざりして挫折しそうになるけど、それでも一日一日、目の前の事をしっかり丁寧にきちんとやっていけば、いつか目指す物や人になれるんじゃないかな。
その道のりがゆっくりでも自分のペースでも、無駄じゃない、そう感じさせてくれる一節でした。
次は2位の「君の膵臓をたべたい」を狙っています♪
ちなみに私の周りでの本はいい感じに循環します。
私が買ったら旦那→私の父→私の母に、それがいい本であれば私の姉などに回っていきます。父スタートの時もあれば旦那スタート、母スタートもあります。
だから自然と、買って読んでる割に、家に本が溜まりません^^
趣味が似ていると自然とこんないいサイクルが出来るので、いいですね◎
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます(*^_^*)
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